エージェントから仕事を紹介してもらいたいと考えているエンジニアは一つにこだわらずに複数のエージェントに登録してやり取りをしていることがよくあります。できるだけ多くの仕事を見せてもらい、その中から最善のものを選びたいという気持ちがあるときには有用な方法です。複数のエージェントに案件を出している企業が多いため、重複しているものは多くなっています。
しかし、一つのエージェントにしか案件を出さない企業もあることを考慮すると、できるだけ多くのエージェントとやり取りしていた方が候補は増やせるのは確かです。
ただし、気をつけておきたいのが多ければ多いほど良いわけではないということで、数は厳選した方が良いでしょう。エージェントとのやり取りはメールが主流になっていますが、メールがある度に返信するだけでも時間を取られてしまいます。
また、対応の仕方にも配慮が必要で、いつも案件を紹介してくれるのにあまり興味を示していないと、案件を受ける気がないエンジニアかもしれないと疑われてしまうリスクもあるでしょう。案件を求めている意識が強いことを主張するように気を遣うのにも労力が要ります。
まずはある程度の数のエージェントに登録して紹介を受けていき、だんだんと数を減らすと良いでしょう。やり取りをしているうちに付き合いやすいエージェントがどれかがわかってくるからです。付き合いにくいと感じたところで断っていけば自然に数は減らせます。